ORTHOPICKSで

手術前準備がより万全に

済生会中央病院
堀内 孝一医長、康 宣先生、谷田部 祐莉子看護師

導入時期

2023年11月

利用しているスタッフの数

13名

これまでのオーダー数

510件

導入前の課題

・医師のオーダー内容を見える化したい

導入後の変化

・オーダー内容をデータで残せるため、ミスが減った
・医師と看護師との確認の電話が減った
・手術前準備の質が向上した                         

医師が手術で使うものをしっかり「見える化」したい

ORTHOPICKS For Doctor(以下ORTHOPICKSに省略)の導入に至った経緯を教えてください。

(堀内Dr.)ORTHOPICKSを導入する以前は、それぞれの医師が電話や口頭で代理店担当者に手術で使用するインプラントや器械をオーダーしていたため、医師同士も看護師も実際には何が頼まれているのか分からない状態でした。そのため、「必要な物品が届いていない」と手術当日に発覚したことが数回あり、運用方法を見直す必要があるという話が上がっていました。

(谷田部Ns.)ORTHOPICKSを導入する以前は、看護師同士で「あの先生はこの症例でこのインプラントや器械を使うだろうか?」と口頭で確認し合う場面が多かったです。医師も毎日病院にいるわけではないので、予測に基づいて準備をする曖昧な運用となっていました。そんな中、堀内先生と「医師が手術で使うものをちゃんと見える化したい」と話すようになり、それを実現できそうなシステムがあると分かり、導入を検討し始めました。

最終的にORTHOPICKS導入の決め手になったのはどんなところでしたか?

(堀内Dr.)一番の決め手は、「言った、言わない」のトラブルがなくなることです。口頭でのやり取りだと、医師同士や代理店・メーカーとの間でも「言った、言わない」の問題が発生しがちですが、システムでデータとして残せば、オーダー内容が一目で分かり、不要な問題が起きなくなります。あとは、後輩への教育にも役立つという点が大きかったですね。ORTHOPICKSを導入すれば、後輩がどのインプラントや機械をオーダーしたのかを確認できるため、疑問に思ったオーダーは「なぜこれを頼んだのか?」と背景を含めて質問することができます。以前は、後輩の分も自分で全てオーダーした方が早い場面もありましたが、それでは後輩が適切なインプラントを選ぶ力を身につける機会を奪うことになると感じていました。

ORTHOPICKSを導入後は、安心して手術に臨めるようになった

ORTHOPICKSを今はどのように活用していますか?

(谷田部Ns.)看護師はインプラントのカタログと手技書の閲覧機能をよく利用しています。以前は紙のカタログが本棚に並んでいて、目当てのカタログを探すのが非常に大変でしたが、今ではORTHOPICKSを開き、ポチっと数秒で検索できるため便利です!また、手術内容の急な変更や、担当看護師が休みの場合など、突発的に手術に入る必要がある際もORTHOPICKSで手技書を確認して準備しています。特に一年目の看護師には、手術前日にはORTHOPICKSでオーダーされている器械とその手技書を確認するように伝えています。

(堀内Dr.)他の病院に外勤に行った際に、カレンダー機能で済生会中央病院の手術予定を確認できるというのが一番役立っています。休みや用事なども一括管理できてGoogleカレンダーとの連携もできるので、ORTHOPICKSを見るだけで、手術予定を含む自分のスケジュールを全て把握できるのが便利です。

(康Dr.)整形外科医1年目として、インプラントの勉強に非常に役立っています。インプラントをオーダーする時にはORTHOPICKSで症例一覧を見ながら、先輩にどのインプラントを頼むべきか相談できますし、オーダーした後も先輩に確認してもらえるのでORTHOPICKSがセーフティネットの役割を果たしており、安心してオーダーができています。また、自動的に症例ごとのインプラント候補も表示されるので、それも助かります!

それぞれの状況に合わせて活用して頂いていて嬉しいです!
では、ORTHOPICKSを導入した後の変化はどのようなことがありましたか?

(谷田部Ns.)インプラントや器械が届いていないという問題が起きなくなり、安心して手術に臨むことができるようになりました。以前はカンファレンスで上がった症例の一覧を堀内Dr.が紙で作ってくださっていて、その一覧を基にインプラントや機械の準備をしていましたが、整形外科は緊急手術も入りやすいので、紙では追加症例まで管理しきれず抜け漏れが発生していました。

さらに、細かなオーダー内容まで紙に記載はできなかったので、それぞれの手術でどんなオーダーがされているかを医師に電話で聞いており、膨大な時間がかかっていました。ORTHOPICKS導入後は、システム内で症例一覧やオーダー内容、カタログ、手技書をすべて確認できるため、ミスがなくなったのはもちろん、先生とのオーダー内容確認の電話の時間も格段に減りました。また、事前にオーダー内容や手技書を確認してから手術に臨めるので準備の質も向上しています。

今後はどのように活用していきたいですか?

(堀内Dr.)代理店にオーダーの入力を依頼できるようになると助かりますね。

代理店が有料プランを導入していると、医師が電話でオーダーした内容を代理店が入力し、
医師側のシステムに反映させることが可能です。

(堀内Dr.)そうですか!それが実現すると、電話でオーダーしている医師のオーダー内容や手術予定も病院全体で分かるようになり、医師にとっても看護師にとっても、さらに便利になると思います。

どのような病院におすすめできますか?

(堀内Dr.)言った、言わない、のトラブルが発生している病院にはぜひおすすめしたいです。

(谷田部Ns.)インプラントや器械を多く使う病院に特に有効だと思います。種類が多い場合、どうしてもオーダーや準備が煩雑になりがちですが、ORTHOPICKSで情報を整理できますし、カタログや手技書の事前確認も簡単にできて、準備にも役立つと思います。

手術前準備から医師と看護師の情報共有まで幅広い形でご活用頂いており、とても光栄です。
本日は貴重なお話をありがとうございました。

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